緊張の重要性

昨日は中小企業診断士口述試験でした。

 

バカほど緊張。

 

15時半の会でしたが、12時に近くのカフェ入り。

 

既に口述試験を終えられた方々の集まりがあったようで、会話が聞こえました。

 

「どんな問答があったのか、、、?」と聞き耳を立てようとしましたが、情報に惑わされてはいけないと、予定の学習フローに集中。

 

一通り復習を終えたところで時間を持て余してしまったので、14時30分入の予定を前倒して14時に会場に入りました。

 

会場では大教室待機→小教室で待機→面接室前で待機、の流れでした。

持て余していたはずの時間でしたが、大教室で点呼があって以降は、あれよという間に時が流れました。こういう、不安で後手感があるときはあまり物事はうまく行きません。

 

そして面接。

事例Ⅰ、事例Ⅱより各2問ずつ聞かれました。

 

緊張から、質問を何回も聞き直すことに、、、。

 

①事例Ⅰ 後継者育成において、ディレクション業務は3代目にとってどのような能力育成をもたらしたのか?

②事例Ⅰ 今後、どのように既存事業を守りつつ、新規事業を拡大していくか?

③事例Ⅱ b社は顧客データベースを今後活用していく。どのようなデータをどのように使っていくと良いか?

④事例Ⅱ 経済活動再開に伴い売上拡大を目指したい。フランチャイジーとネット販売に絞ることにした。どのように拡大していくか?

 

こんなような問でした。

 

特に最初の2問、抽象的な回答をダラダラ話してしまいました。

しどろもどろな回答中、試験官がずっとメモを取っていらっしゃったので「こいつ話長くて意味不明。」みたいなこと書いてるのかと思ってしまい、なおテンパリ。

が、試験官の方が優しく、例えば②では、「今のは前半部分だけですよね。後半の新規事業の点はどうします?」などフォローを入れてくれました。

 

 

あっという間の10分。

 

部屋を出てからは後悔ばかりが続き、足早に会場を後にしました。

せっかくだから入口看板の写真とか撮っておけばよかった、、、。

 

とはいえ、振り返ると学びが大きかったです。

 

1番は、人生における緊張の大事さ。

ほんの10分のためにこれだけ緊張することは、滅多にないことかと思います。

不確実で読めない未来だからこそ緊張しますが、その不確実を極力減らそうと努力します。この質と量は、緊張感がないとなかなか難しい。

 

仕事で省みると、最近は仕事になれ、落ち着いて処理をしている感じです。昔より生産性高くできています。

しかし、緊張感においては、格段に欠けています。安住。

敢えてバランスを崩し、緊張を作らないと新しい成果は出ないと思いました。